文科省は6月4日、全国の国公私立大へ通知した「2019年度大学入学者選抜実施要項」の中で、昨年度末の大学入学者選抜において生じた出題や合否判定ミス(大阪大や京都大)の事例の発覚を踏まえて、新たなルールを公表した。
これを報じた文科省のホームページによれば、個別学力検査における試験問題やその回答については、当該入試の実施以降に受験者や次年度以降の入学志願者が学習上参考にできるようにするため、次の通り取り扱うものとする。
①試験問題については、原則として公表するものとする。
②解答については、原則として公表するものとする。
ただし、一義的な解答が示せない記述式の問題等については、出題の意図または複数もしくは標準的な解答例等を原則として公表するものとする。
(文科省HP)