【新共通テスト】「共通テスト実施大綱」策定・公表前の試行調査、11月に8.4万人参加

 大学入試センターは、2020年度より導入する「大学入学共通テスト」の実施に向け、試行調査(プレテスト)を2018年11月10日と11日に実施する。全国の高校2年生以上を対象に実施し、8万4444人が受検する予定。今回の試行調査は、2017年度に実施した検証項目に加え、実施運営面も含めた総合的な検証を行うため、実際の試験実施体制により近い形で、大学入試センター試験を利用する大学を会場として実施する。

 実施内容は、A日程とB日程(パターン1・2)の3種類。A日程は11月10日に国語と数学1を実施。B日程パターン1は11月10日に地理歴史・公民と国語、外国語、11日に理科1と数学1を実施。B日程パターン2は11月10日に国語と外国語、11日に数学1と数学2、理科2を実施する。受検者数(10月24日時点)は、A日程が6万6895人、B日程が1万7549人、合計8万4444人。大学入試センターは、2018年度内に試行調査の結果報告を行い、2019年度初頭に文科省が策定する「大学入学共通テスト実施大綱」を踏まえて、同センターが実施方法等を通知。2021年1月中旬に「大学入学共通テスト」を行う予定だ。

(参考:https://www.dnc.ac.jp/news/20181024-01.html