【文科省選定事業】「課題解決型高度医療人材養成プログラム」を選定、全国の7大学

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 文科省は9月19日、同省ホームページに2018年度からの事業「課題解決型高度医療人材養成プログラム(平成30年4月)」の選定結果を掲載した。本プログラムは、医療現場等で課題となっている事柄に貢献できる人材の養成を公募テーマに設定し、これについて大学が新たに取り組みを開始することで、全国の大学・大学病院における人材養成機能を一層強化し、わが国が抱える医療現場の諸課題等に対して、科学的根拠に基づいた医療を提供できる優れた医療人材を養成することを目的として、2014年度より実施。今回は新たに「精神関連領域」と「医療チームによる災害支援領域」の2テーマを設定し、公募の上で支援を行うことにした。

 2領域で7件を選定した。テーマ1「精神関連領域」では、筑波大、千葉大、東京大、京都大が選定されている。筑波大は茨城県立医療大、東京慈恵会医科大と連携する。テーマ2「医療チームによる災害支援領域」では、東北大、新潟大、熊本大が選定された。東北大は福島県立医科大と、熊本大は九州大と連携する。

(大学HP:http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/iryou/1407643.htm