東京医科大は11月7日、2017年度および2018年度入学試験不正への対応について公表した。同大のホームページによれば、医学部入試で不正な得点操作がなければ合格ラインに達していた女子や浪人回数の多い男子受験生ら計101人を追加合格とし、2019年4月の入学を認める救済措置をとるという。

（大学HP：https://www.tokyo-med.ac.jp/news/2018/1107_202007001942.html）

　今後、該当者の意向を確認した上、希望者が多い場合は2019年入試の募集人員減で対応することも検討している。ただ、該当者の中で入学希望者が多数に達した場合、受験シーズンが目前に迫るこの時期に募集人員が変更されることになり、受験生らに混乱を与えそうだ。