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【日本英語検定協会】AIによる英検の自動採点,2019年度から順次本格導入へ

 2020年度に始まる「大学入学共通テスト」でも活用される英検で、AI(人工知能)による自動採点が導入されることになった。日本英語検定協会が10月17日に公表し、注目された。同協会のホームページによれば、AI による自動採点実証研究で有意な成果をえたとし、2019 年度から従来型の実用英語技能検定(以下:英検)、ならびに英検 CBT において、通常採点に加え、自動採点を並行的に導入していく予定としている。

(詳細:http://www.eiken.or.jp/eiken/info/2018/pdf/20181017_pressrelease_aisaiten.pdf

 2019年度第1回検定から自動採点を導入するのは、従来型の英検では1級、準1級、2級、準2級、3級のライティング。スピーキングは、まず4級、5級で導入し、随時1級、準1級、2級、準2級、3級で導入していく予定という。英検 CBT では、第1回検定から実施級である2級、準2級、3級の全級でライティング、スピーキングともに導入していく予定。なお、2020年度に始まる「大学入学共通テスト」の英語では、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を測るため、英語の民間試験が活用されることが決まっていて、英検も選択することができる。